随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

人生の道しるべ

どういう感じであったか(湯浅先生)
どういう感じであったか、それは、たとえば、もし明るい感じであった場合はそうした感じが出るような句法を、暗い感じや寂しい感じの場合にはそうした感じが出てくるような句法を、切迫した感じの時にはそうした感じの出る技法を用いるというようにしたらよいのです。

 

花ぐはし咲ける桜に風吹けば繫枝(しじえ)さ揺らぐその花ながら

                       湯浅竜起

 

この歌をお読みになって、それがどういう点に注意されて作歌してあるか、歌の示す感じはどういう感じであろうか等について考えてみてください。