随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
夜の雨にまじる虫の音わがむねに白刃の如くいたしつめたし

                 九条武子

 

雨が降っていると虫は鳴かないのではないかと思うのですが、鳴いているようなのですね。

しかし、それがどうして白刃のように感じられるのでしょうか。

この歌には直接あらわれてはいませんが、何かつらいことでもおありになったのでしょうか・・・・・。