随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな

 

加茂川の石みなぬるるむつかしと人を呼ぶなり夏の日の雨

               与謝野晶子

 

二首目は状況がよくわかりませんが、どうやら、涼を求めて夕立の後に川べに出た一人の舞姫が河原の石が濡れていて歩きにくいのに悲鳴を上げて朋輩に救いを求めている、という事らしいのです。

むつかしと、というのが、何がむつかしいのかが分かりませんでした。