随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
野にたてるけふの霞に枯色の遠山脈は空とまぎらふ

              国武史郎

 

秋の野かと思ったのですが、どうやら早春の野のようです。

一連の歌の題として「早春雑詠」と記してあるそうですから・・・・・。

そこに霞が漂っているんですねえ。

遠くに見える山脈は空とまぎろうほどに・・・・・。