随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
うち霧(き)らしふれる毛雨(けさめ)のおのづからつつじの花の雫に滴(た)るも

 

丹(に)つつじの花のしづくに滴(た)るみればこの降る雨のひさしくありけむ

 

きり雨(さめ)の目にはとまらぬ丹つつじの花弁のしづくおのづからなる
                     臼井大翼

 

 

霧雨が赤いつつじの花のしずくとなってしたたっているさまが思われますね。