随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
慧(さと)しくも寝せられにゆくと知りたらむ母がいだけばすなはち泣くも

 

寝を(惜)しみて泣く幼な児のいだかれてこゑ遠のけり縁をゆきまがり

 

あとの燈にひとり吾(あ)が居ればさ夜ふけてまだ泣きやまぬこゑたまたます

 

泣きつつもつひに寝せられてしまふ子の泣きしこころを痛くしおもほゆ

 

早寝の癖がついているという子供たちとは、なんと、かしこいではないかと思いきや、やはり早く寝たくはないんですね。

そうですよね。

だれだってそうでしょう・・・・・。