随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはず天(てん)に聞こゆる

                   斎藤茂吉

 

 

残念ながら、ご寿命なんでしょうか・・・・・。

遠くの田んぼで鳴いている、蛙たちの声。

それが天にも聞こえるような、あるいは、天から聞こえるような響きで、シーンと静まり返った闇夜を包んでいるのでしょうか・・・・・。