随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
子供らを浅宵(あさよ)音なき灯にとふて寝たりときけばさみしくありけり

                       臼井大翼

 

子供たちが、まだ宵の口なのに、音も立てていない。

灯の様子を見てみれば、もう消えているので寝たんだなと思うとともに、母親としては寂しくもあるということなのでしょうか・・・・・。

よくは分からないのですが、むつかしいですね。

どうも僕は、母親の気持ちを詠んだものかとばかり思っていたのですが、それが勘違いで、大翼さんご自身のことなんですね。

子供たちの起きている姿が見たかったのでしょうか、子供たちの早寝の習慣に寂しくもあるのでしょうね・・・・・。