随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
子どもらの早寝のくせに帰るまづいかにと問へり靴とるひまも

                   臼井大翼

 

子供たちは毎日、早々と寝てしまうんでしょうね。

それはいいことと思えますのに、奥さんだと思うのですが、主人が帰るや否や、靴を脱ぐ間も待てないで、子供たちがあまりにも早く寝てしまうので、どうなんでしょうと相談しているということなのでしょうか・・・・・。

ちょっとむつかしくて、よく分かりませんね・・・・・。

あとで調べてみましたところ、どうやら帰ってきた作者自身が、靴を脱ぐ間も惜しいかのように、「もう寝たのか!」とかなんとか問うてみているところらしく、起きている子供たちの姿が見たかったのでしょうね、父親ごころでしょうか・・・・・。