随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

客観の境地
先生のお教えによりますと、作歌の心得は人生の心得そのものと思われるのですが、感動の枝葉末節に捉われないで、真に感じた一点だけをとらえて(感動の中心を把握して)、対象即自己の境地(対象をありのままに表現することによって、自分の感動を忠実に表現するという境地)に生きるのが客観の境地なのだそうです。

いかがですか、なんだか難しくてよく分かりませんね。

でも、そこを目指しているのではあるのです。

客観表現(対象をそのままに描写するという立場での表現)をしますと、りっぱな芸術の花がひらくのだそうです。

人生は芸術なのだそうですから・・・・・。

個の世界(主観)を超越し、全体という立場に立つことを客観の境地というのだそうで、それは世界平和のための一切ということなのだそうです。

ちなみに一番私利私欲に捉われているのが僕。

だから、少しでも世界平和のためにお役に立てるようでありたい、少しでも私利私欲に捉われないようでありたいと願って、果てしのない、客観の境地を目指しての旅を続けているものではあるのです。