2023-04-01 気ままに気ままな一人言 とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)白鳥(しらとり)はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 歌集「海の声」 若山牧水 白鳥の存在感。 その美しさは何物にもけがされることはない。 その美しさのまま、ただよっている。 ひょっとしたら、ご自身も、そうありたいのでしょうか・・・・・。 歌集「海の声」は処女歌集(明治四十一年刊) 歌集「路上」は第四歌集(明治四十四年刊) これらは牧水先生、二十三歳から二十六歳くらいの間に出版されているのだそうです。