随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
白鳥(しらとり)はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

                歌集「海の声

                    若山牧水

 

白鳥の存在感。

その美しさは何物にもけがされることはない。

その美しさのまま、ただよっている。

ひょっとしたら、ご自身も、そうありたいのでしょうか・・・・・。

歌集「海の声」は処女歌集(明治四十一年刊)

歌集「路上」は第四歌集(明治四十四年刊)

これらは牧水先生、二十三歳から二十六歳くらいの間に出版されているのだそうです。