随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
思はざるうるはしさ見る世にしあれや箱より出づるあまたの白桃(はくたう)

 

よき物は乏しくて足る余りにもあるに惜しまるあまたの白桃

 

白桃と呼ぶは足らはず天地(あめつち)のちからあひ合ひて成りたる木(こ)の実

            歌集「卓上の灯」より   窪田空穂

 

 

白桃は、たんなる白桃ではないんですねえ・・・・・。

育てる人の誠の結晶なのでしょうか・・・・・。