随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
平城(なら)山の歌

 

人恋ふは悲しきものと平城山にもとほり来つつ堪へ難かりき

 

いにしへも妻に恋ひつつ越えしとふ平城山の路に涙おとしぬ

                北見志保子

 

 

その昔、妻と離れざるを得ない、刑罰か、あるいは職務かで平城山越えを悲しんだ人がいたのでしょうか・・・・・。

それが平城山の故事として伝わっているのではないのでしょうか・・・・・。