随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言


愛とは自分のすべてを与えることだそうです。

自分のすべてとは。

それは、自分が生きている証。

喜びも、悲しみも、お金も・・・・・みんな。

それが男の愛なのだそうです。

それでは、女の愛とは・・・・・。

それは表現が難しいのですが・・・・・。

言わば、愛されようとする愛、と言えるのだそうです。

僕に人を愛することができるのだろうか・・・・・。

わがままで、甘えん坊で、自尊心の強い僕に。

でも、できると思う。

それは、年老いた母の世話をさせて頂けたから。

楽しかった、あの日々。

生きがいを感じられていた日々。

九十九歳まで生きてくれた母。

だから、これからは妻や子供を授かって愛情を注ぎたい、

と思っていたのに、

それからもう十年以上過ぎたのに、

妻も、子供も、それに必要なお金も、授かれていない。

僕も年を取ってしまったから、

もう、無理かもしれない。

でも、あきらめたくないのです。

たとえ老人であろうとも・・・・・。