随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
峰崩し谷を埋(う)むると畚(ふご)かつぎ土運ぶ群(むれ)は女(をむな)ならずや

 

調子合はせ畚かつぎては土運ぶ媼(おうな)もまじる女百人(をむなももたり)

 

身ぢからのかぎり盡くして女どち土運ぶ見れば涙ぐましき

 

もろもろの心一つに集まりて焔となれる羽曳野の丘

 

老(おい)われをここに留むと鍬とりて若木の桜二もとを植う

                 窪田空穂

 

 

いずれも、パーフェクトリバティー教団の聖地造成の折に詠まれたものでしょう。

いかに空穂先生が当時の御木徳近教祖とご親交が深かったかが伺えます。