随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁にゐて足乳根の母は死にたまふなり

                      斎藤茂吉

 

 

のどの赤いツバメが二羽、ということはツガイでしょうか。

屋根の梁で子作り子育てをしているんでしょう。

お母様が亡くなられて、ひときわ感慨深いのではないでしょうか。