随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

ひとり言

量子の世界
相転移とは、温度や圧力などによって、物質の相が変わることで、液体の水が固体の氷になったり、気体の蒸気に変わったりする現象のことだそうです。

相が変わると、その物質を構成する分子は変わらないのに、性質が変わることになるようです。

銅線を電気が流れるという事は、銅線の中を電子という粒子が流れていて、ときどき粒子同士がぶつかるので、それが電気抵抗になるという事なのだそうですが、量子である電子は、波の面を見せることがあるそうで、摂氏ー200度という超低温では金属の中で相転移が起こり、電子全体が一斉に同じ運動をする状態になると、波がそろってきれいなマクロの波ができ、そのため、ぶつかっても波が壊れることなく、電気抵抗が生じないという状態が起こることになるのだそうです。これが超伝導という現象で、レーザー光線に似たような状態になっているのだそうですよ。