随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

人生の道しるべ

原 阿佐緒 その二(湯浅先生)
土埃(ほこり)あがる春のちまたをくれなゐの帽子を被りゆく子供見ゆ

 

この歌は、子どもに対する気持ちを単純化してうたったもので、阿佐緒がアララギに移った初期の作品ですが、赤彦もさすがにくろうとの歌だといってほめたとのことです。