随想の細道

日常の感動を感ずるままに綴っています。よろしければ、ご覧ください。

気ままに気ままな一人言

とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)
びるばくしや まゆね よせたる まなざし を 

まなこ に み つつ あき の の を ゆく

           会津 八一

 

びるばくしゃ、とは毘楼博叉(広目天)のことのようで、奈良の戒壇院にあって、眉を吊り上げて威嚇しながら鬼を踏みつけている像のことだそうです。

その像のことが心に残った、ということのようです・・・・・。