こまやかな鑑賞 その一打ち合ふや枝の光のきらきらと晴れゐて空の氷る木がらし 太田水穂 葉を落としつくした裸木の枝が、寒々と空に伸びて、細かく交錯しているのでしょう。その木はきっと見あげるほどの高さなのだと思います。交錯している細枝が、おりから…
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