2021-01-01から1年間の記事一覧
春らしき日差し差し込む中庭に小さめながら蚊柱の立つ
名も知らぬ小鳥ら次いで我が家のそばへ飛び来て美声を聞かす
ようように寒さ和らぎ我が家の中庭の縁にしばし出てみる
庭の池緑に濁る水の中日差しを受けて金魚ら泳ぐ
ふりそそぐ春の日差しを受けながら八重の山吹満開となる
鶯のまだ調わぬ声ながら裏の山より日毎に聞こゆ
結わえられ並ぶおみくじ日に透けて桜の花の満開となる
境内の午後の日差しに透けながら結わえられたるおみくじ並ぶ
境内の欄干の上にじゃれている子供なのかも数羽のすずめ
並木なすいちょうの枝の遠目にも萌黄に薄く染まり始める
並木路のいちょうの枝に小さくも萌黄の若葉育ち始める
満開の桜の枝を吹く風に笑えるごとく花の揺れ合う
青空の下に佇み見上ぐれば桜の花の一段と映ゆ
風強く桜の花の揺れ合えど散る花びらの未だ余りなし
トンネルを抜ければ丁度満開の桜の花にまた出会えたり
白梅の芽吹き始めて幼葉の出揃う枝にすずめ飛びくる
白梅の花の数輪残りつつ枝一面に若葉出始む
ネットにて検索中に室外を飛びし小鳥の美しき声
このところ暖かくなり中庭の山吹の花開き始める
み仏に手を合わすとき聞こえくる山鶯の清らなる声